多和田クリニックにて側弯検証

2022年11月4日からスタートし、脳性麻痺の方を中心にしてキャスパーの環境を整えることでどのような変化があるかの検証をレントゲン撮影にて5年以上は経過を追います。

投稿者:

村上潤

キャスパー理論をもとにした様々な道具を開発しています。

「多和田クリニックにて側弯検証」への2件のフィードバック

  1. 多和田先生からの検証案内です。

    11月4日からスタートします。

    キャスパーアプローチを試したい方、募集します!

    この度、ポップンクラブ村上潤氏の依頼を受け、たわだリハビリクリニックが協力してキャスパーアプローチの脊柱側弯に対する効果検証を行います。

    目的:ポップンクラブ村上潤氏の開発した座位保持に関する概念「キャスパーアプローチ」の脊柱側弯症に対する効果を検証する

    キャスパーアプローチで作成した座位保持装置に座った直後の変化と、経時的な変化を追う。

    方法:

    ①事前に「たわだリハビリクリニック」を受診していただき、原疾患、運動機能の状態、合併症の有無、脊柱側弯症の状態を把握する。

    ②村上氏が、キャスパーアプローチの概念で座位保持装置(または車いすなど、それに準ずるもの)を作成する(これには3回以上の受診が必要です。)

    ③作成前後での脊柱側弯の状態をレントゲンにて計測する。

    ④その後、「たわだリハビリクリニック」を定期的に受診し、座位保持装置での姿勢をチェックし、レントゲン撮影を行う(3か月ごとを予定)。不具合があればその都度村上氏によって調整を行う。

    ⑤経過観察期間は5年を予定(ただし、対象となる児の年齢、状態によって変動します。)

    ⑥この間、対象児の保護者から、経過観察期間に起きた事象(内科的疾患、手術、その他環境の変化など)につき、次回受診日に報告していただく。

    対象となる児:

    ①年齢:17歳までの肢体不自由児(身体障害者手帳1.2級保持あるいはそれに準ずる障がいのある方)

    ②定期的(作成前・採型・仮合わせ・納品・作成終了後も3か月に1回)にたわだリハビリクリニックに受診し、診察及びレントゲン撮影を受けることができる方

    (経過観察期間内、できるだけ受診を続けられる方)

    ③対象児の状況について、カルテ上の内容を今回の研究のために開示することに同意できる方

    注意事項:

    ①たわだリハビリクリニックの受診にあたっては、事前にクリニックに電話で連絡し、「キャスパーアプローチでの座位保持装置作成希望」とお伝えください。

    その他ご不明な点は、事前のお電話あるいは初回受診時にお尋ねください。

    https://trc-tawadareha.com/

  2. 11月4日初めての検証がスタートしました! 今回は私が以前に製作した方のフォローだったのですが、お一人の方が側弯があり、修正後のレントゲンを撮影してくださり、修正前のレントゲンを比較することができました。

    今後定期的なレントゲン撮影ができると嬉しいです。

    次回は12月2日の予定で検証にお二人来てくださる予定です。